配偶者との関係性調査 「相手への思いはすれ違い」

2018/03/19 10:59 更新


【知・トレンド】《データを読み解く》配偶者との関係性 相手への思いはすれ違い

 博報堂の新しい大人文化研究所の調査によると、男性の約7割が「生まれ変わってもまた一緒になりたい」と思っているのに対し、女性の半数近くは「次回はできれば別の方とご一緒に」と思っていることがわかった。男女間で相手に対する思いはすれ違っており、男性の片思い状態となった。

 「配偶者と過ごす時間で増えたもの」の質問で、12年の調査で女性の回答が男性を上回ったのは、「散歩や散策する時間」だけだった。17年3月調査では、「会話する時間」「食事をする時間」「旅行に行く時間」が加わり4項目となった。「普段の買い物をする時間」もほぼ伯仲した。

 60代後半の団塊の世代以降は恋愛婚世代のため、すれ違いに気付かされ、「妻との時間を大切にする努力」を始めたことがうかがえると分析している。

「配偶者・パートナーとの関係性や意識の変化」調査 対象は関東1都3県の40~60代の男女930人



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