「お金を使わなくても幸せになれる」は6割 博報堂調査

2018/02/19 11:00 更新


【知・トレンド】《データを読み解く》お金と幸せの関係 分かれる価値観

 博報堂生活総合研究所の「お金に関する生活者意識調査」によると、「お金を使わなくても幸せになれる」と考える人は60.4%で、「お金を使わないと幸せになれない」の39.6%を上回った。

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 年代により差が大きく「お金がなくても幸せになれる」は年代が上がるほど高い。60代男性は72.2%、同女性は71.7%だが、20代男性は49.1%、同女性は52.2%と低い。逆に「お金を使わないと幸せになれない」は若い層ほど高い。20代男性は50.9%に対し、60代男性は27.8%。

 お金の使い方については、「自分のために使いたい」は53.2%、「誰かのために使いたい」が46.8%と伯仲し、価値観が分かれた。「自分のために使いたい」は20代男性が62.3%と最も高く、50代女性が48.7%と最も低かった。「人のために使ったお金は将来返ってくるか」の質問に対しては、「返ってくる」が65.9%、「返ってこない」が34.1%だった。

■「お金に関する生活者意識調査」 対象は全国20~69歳の男女3600人




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