大丸梅田店は、平成に着目したイベント「平成ときめき展」を13階西特設会場で開催している。普段は百貨店に来ないMZ世代の集客を狙い、入社2~6年目の若手社員6人が企画した。
平成文化研究家の山下メロさんがプロデュースした有料展示エリアでは、平成にはやったゲーム機や、「ガラケー」「ポケベル」などの電子機器を中心に、アパレルブランドのショッパー、キャラクターグッズなど約500点を展示している。

平成女児の部屋を再現したコーナーもある。物販エリアの「平成ときめきマーケット」では「しずくちゃん」「パワーパフガールズ」「ナルミヤキャラクターズ」など1000点以上の平成キャラクターのグッズを販売している。「狙い通り平成を楽しんだMZ世代が集まっている」と手応えを得ているという。物販では「エンジェルブルー」のナカムラくんや「スイマー」、関西初の期間限定店となるしずくちゃんのグッズが特に好調だ。同展は6月29日まで。

企画した若手社員は、「自分たちが共感して、エモさも感じられるような展示と物販を意識した」と話す。今後も、若手社員による企画は続けていきたい考えだ。