大丸大阪・心斎橋店、全館で多彩にアートを提案 NFT作品も展示・販売

2022/06/16 10:59 更新


平面と立体、若手と著名アーティスの作品を混在して展示している「コンテンポラリーアートコレクション」

 大丸大阪・心斎橋店が全館でアートの提案に力を入れている。6月15~20日は、隣接する心斎橋パルコ14階で同店主催の「コンテンポラリーアートコレクション」と大丸松坂屋百貨店が取り組む「Dアート、アート2022」、大丸心斎橋店8階特設会場では同社のウェブメディア「アートヴィラ」が企画した展示会(15~21日)、同8階のアートギャラリーや1階イベントスペースでもアート展を開催している。また、各階エスカレーター前の装飾でも「アートVMD」を提案している。

実物とそのNFTデジタル作品を並列展示・販売している「Dアート」
エスカレーター前の館内装飾もアートを提案

 4回目となるコンテンポラリーアートコレクションは、前回1月より規模を拡大し、著名作家から若手作家の絵や立体作品を約200点以上揃えた。前回人気だった杉田陽平氏のライブペインティング&トークショーも19日に開催する。Dアートは、アートフェア東京などを手掛ける來住尚彦氏がプロデューサーとして開催するアートフェアで、八つのギャラリーと組んで心斎橋店を皮切りに大丸松坂屋百貨店計5店で開催する巡回展になる。コシノジュンコさんによる現代アートのほか、フューチャーアーティスト東京の若手アーティストの実物作品と平面、立体作品を3D・CG化したNFT(非代替性トークン)アートを並列展示・販売している。館内のアートVMDは5月28日から7月1日まで約1カ月間展示している。



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