大丸松坂屋 大丸創業300周年で新プロジェクト

2017/12/25 04:28 更新


「300年クローゼット」世界観イメージを手にする好本社長(右)

 大丸松坂屋百貨店は大丸創業300周年企画の締めくくりとして、21日にプロジェクト「300年クローゼット」をスタートした。大丸にまつわる思い出の品物とエピソードを顧客から募集し、300年後の2317年まで残すプロジェクト。19年秋に本館建て替えが完了する大丸心斎橋店に展示する。

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 大丸創業300周年企画は昨年11月の京都での町家再生事業を皮切りに、社員100人が登場したポスター展など約1年間を通じて実施してきた。300年クローゼットは「これからの300年もお客様へ幸せな買い物体験を提供し続けるという我々の覚悟の証」(好本達也大丸松坂屋百貨店社長)と位置づける。

 品物とエピソードの募集は18年1月31日まで。一部応募者への個別インタビューなどの動画を18年4月以降に特設サイトで公開する。同社では「初デートでのワンピース」「母親の形見のきもの」など人生の節目や特別な思い出の品物とエピソードを想定している。

「300年クローゼット」世界観イメージ



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