クロスプラス メンズODMのサードオフィスを買収

2017/12/08 16:22 更新


 クロスプラスは8日、リヴァンプの投資先であるアパレルODM(相手先ブランドによる設計、生産)、OEM(相手先ブランドによる生産)事業のサードオフィス(東京、西村隆社長)の株式を取得することで、リヴァンプと基本合意書を締結した。

 サードオフィスは、メンズを主力にしたODM・OEMを手掛け、16年12月期の売上高は46億1400万円。企画・デザイン力を強みに、セレクトショップや有力SPA(製造小売業)など幅広い取引先を持つ。レディスアパレルやキッズ、服飾雑貨を主力とするクロスプラスは中期3カ年計画で、新規販路の拡大を重要施策として取り組んでおり、サードオフィスの買収を通じて販路の拡大とメンズ商品の強化につなげる。両社の企画・デザイン力、販売力の活用によるアパレル事業の成長と、生産拠点、海外貿易、物流などの集約による経営の効率化を進め、収益拡大を目指す。

 株式譲渡実行日を18年2月1日としており、リヴァンプはサードオフィスの全株を集約する予定で、クロスプラスはサードオフィスの全株を取得する。



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