クロスカンパニーが社名変更

2016/03/01 00:00 更新


 クロスカンパニー(岡山)は1日から「ストライプインターナショナル」に社名変更する。今期(16年度)をライフスタイル&テクノロジーへ事業領域の拡大、グローバル本格化のスタートラインと位置づけるとともに、企業風土をさらに磨き直すため、名称を一新する。


 ストライプは「自由」「革新」の象徴として多くの国旗に使われていることから着想。また線が平行している意匠が、多ブランドを展開、働くスタッフが個性を生かして活躍できる企業であり、成長と自己実現の職場環境をイメージした。

 クロスカンパニーの社名は、石川康晴社長が94年に岡山で立ち上げたセレクトショップ「クロス」からで、20年以上親しんできた。すでにアパレル業界内での認知度も高いが、改めて「個性」を尊重し「革新」精神を持つ企業であることを内外に宣言し、未来に向けて新たな企業を構築する。石川社長は「大きな意思決定。普通・無難・固定概念を捨て、初心に帰ってスタートラインに立つ」と語った。

 同社はセレクトショップからスタート、SPA(製造小売業)型ブランド「アースミュージック&エコロジー」など14ブランドを展開している。前々期(15年1月期)のグループ売上高が約1100億円。社名変更により、グループ会社のクロス台湾、同チャイナはストライプ台湾、ストライプチャイナへと名称変更する。その他のグループ体制、役員の構成は従来通り。



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