《有力企業に聞くCRM②》アシックスジャパン アプローチを個別化し情緒的価値を伝える

2024/09/26 07:58 更新有料会員限定


「認知拡大には会員数も大事だが、人数を取るだけでは大切なことを見逃す」と落知取締役DTC統括部長

 アシックスジャパンは、会員サービス「ワンアシックス」を軸にしたCRM(顧客情報管理)で、好みに合わせた個別のアプローチに取り組んでいる。カジュアル系のスポーツスタイルや各種スポーツシューズ、ウェア、安全靴など幅広い企画がある中で顧客体験価値を高めたい考えだ。

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 「これまでの自分を信じて、晴れやかに、東京の街を駆け抜けよう!」。今年3月の東京マラソン当日、これから出走する会員に送ったLINEの内容だ。商品紹介やイベント告知をせず、応援の気持ちだけを込めた。開封率は普段の2倍に上った。

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