「ヴァンスシェアスタイル」 環境に配慮した物作りへ

2019/07/31 06:28 更新


 専門店のコックス(東京、寺脇栄一社長)は今秋から、20代後半~30代の男女を主対象とするカジュアル業態「ヴァンスシェアスタイル」で販売するデニム商品の一部を、環境に配慮した作り方に変える。工場やメーカーで余ったり、残ったりした生地やオーガニック綿を使ったり、加工に使う水を削減する。これらのデニムウェアは、「シンク・アバウト・デニム」シリーズとして訴求する。

【関連記事】コックス EC限定「キャンディビーンズ」をスタート

 まずは女性向けのスキニージーンズ(3800円)とオーバーサイズのGジャン(5800円)の2型から始める。8月後半~9月上旬をめどに、実店舗とオンラインストアで販売する。

 20年春夏は、商品の幅を広げるほか、加工に必要な水や電力を削減し、削減した分の数値も開示する予定だ。社会貢献を分かりやすく伝えることで、消費者を広く巻き込んでいく狙い。

今秋から販売する「シンク・アバウト・デニム」シリーズのジーンズとGジャン


この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事