今後は明るい兆しも
――24年3月期の状況は。
前期比では微増収、微増益でした。アパレル向けのテキスタイルが好調で、国内に加えて欧州やアジアなど海外の大規模な素材展示会にも積極的に参加。輸出はまだまだこれからですが、順調に伸びています。
クラフト向けは、全体では厳しかったです。価格転嫁が追い付かず市場も低調でしたが、他社との協業品で品切れになるほどのヒット商品が出て、今後の明るい兆しは感じられました。昨年秋の展示会では、切り売り向けで新ブランド「アンノ」を披露しました。挑戦や多様性などをテーマにし、ユニコーンやアニマル柄のテキスタイルを提案しています。
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