《テキスタイル製造卸トップに聞く》コスモテキスタイル社長 岡田泰紀氏 展示やデジタルで発信強化

2024/05/08 12:00 更新有料会員限定


岡田泰紀氏

今後は明るい兆しも

 ――24年3月期の状況は。

 前期比では微増収、微増益でした。アパレル向けのテキスタイルが好調で、国内に加えて欧州やアジアなど海外の大規模な素材展示会にも積極的に参加。輸出はまだまだこれからですが、順調に伸びています。

 クラフト向けは、全体では厳しかったです。価格転嫁が追い付かず市場も低調でしたが、他社との協業品で品切れになるほどのヒット商品が出て、今後の明るい兆しは感じられました。昨年秋の展示会では、切り売り向けで新ブランド「アンノ」を披露しました。挑戦や多様性などをテーマにし、ユニコーンやアニマル柄のテキスタイルを提案しています。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ログイン契約して読む

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事