フレックスジャパン「コドウ」が信州の伝統技術と協業 西武池袋本店に期間限定店

2022/08/31 11:00 更新


「木曽漆器」と協業したシャツジャケット

 シャツメーカー、フレックスジャパン(長野県千曲市)のオリジナルブランド「co:do」(コドウ)は8月31日~9月6日、西武池袋本店に期間限定店を開設する。伝統工芸品「木曽漆器」と協業したシャツジャケットや地元・長野県の羊毛を使用したセーターを先行販売する。

 シャツジャケットは木曽漆器の代表的技法である木曽春慶で仕上げたボタンと無加工の白木ボタンを取り外し可能な拝みボタンにして、左右どちらの合わせでも着用できるユニセックスなアイテムにした。素材は倉敷の老舗帆布工場で織られた生地に柿渋と墨でそれぞれ染め、経年変化が楽しめる。税込み6万6000円。共生地の道着をベースにしたドウギパンツ(3万5200円)とセットアップとしても着用できる。

 セーターは長野県信州新町で飼育された羊・信州サフォーク種の原毛を使用し、大鹿(愛知県)の協力工場で洗毛から製糸までして、県内のニットメーカー、サトー(下諏訪町)で編み立てられた。ガンジーセーターをベースに信州にゆかりのある竹細工やわら細工の編み模様から着想したニットのパターンを採用した。3万3000円。

地元・長野県の羊毛を使用したセーター

 コドウは同社の若手社員を中心に21年に発足した信州発のファクトリーブランドで、地元の伝統技術や文化を生かしながら、サステイナブル(持続可能性)を意識した商品を開発している。両商品とも9月10日からブランドのオンラインショップで販売を開始する。



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