繊研新聞社が推定した24年の日本の衣料品消費市場の規模は、金額ベースでコロナ禍前の水準に回復した。数量ベースでは2年連続で減少した。過剰在庫を値引きで消化するビジネスモデルからの脱却が進み、円安など調達コストの上昇で服の価格はさらに値上がりした。諸物価の上昇に歯止めがかからず、家計支出は増加したがファッションへの支出は19年比で依然として低い。
(柏木均之)
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