パル「チャオパニックティピー」 秋から大型店を出店

2019/05/09 06:27 更新


 パルは、今秋から「チャオパニックティピー」でライフスタイル提案型の大型店を出す。パルグループホールディングスが拡大を目指す三つの大型ブランドの一つで、先行するジェネラル(東京)の「コロニー2139」に続く具体的な動きになる。

 チャオパニックティピーは、ライフスタイル提案を盛り込む形で、従来の倍の面積となる大型店を出す。現状の店舗面積は230~265平方メートルが中心。秋に2、3店の出店がすでに決まっている状況で、「条件が合えば、積極的に出していく」(井上英隆パルグループホールディングス会長)構えだ。

 大型ブランド化で先行するコロニー2139は、前期(19年2月期)末の店舗数が6店。前期は引き続き赤字だったが、「今期はほぼ黒字を見込んでいる」。一方、チャオパニックティピーは前期比21.1%増で、黒字化している状態から大型店開発を推進していくことになる。両ブランドに続き、「ディスコート」でも大型ブランドを目指す戦略を進める。

 3ブランドの拡大は、低プライス化が進むマーケットを予測し、以前から着手。将来は「それぞれのブランドで店舗数70~80店、3ブランドを合計した売上高で1000億円」を目標として掲げる。



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