中日ビル 4月23日にグランドオープン 名古屋・栄の新ランドマークに

2024/04/22 06:28 更新


テナントは93店だが、アパレルの専門ショップの出店はない

 名古屋・栄の中日ビルが4月23日グランドオープンする。半世紀にわたり親しまれた旧中日ビルは33階建ての高層ビルに建て替えられ、商業のほかホテルやオフィス、カルチャー機能も加わり、名古屋の新しいランドマークに変貌した。

 テナントは93。飲食29、物販36(うち食物販10)、サービス22、医療6。名古屋初出店は31、新業態は5。地下1階から地上3階までの商業エリアのうち、地下1階は飲食や食物販、1階は雑貨、アパレル、インテリア、2階は書籍や各地の特産品、伝統工芸品、3階はレストラン街。

 ファッション系のテナントは仏シューズ「パラブーツ」、ブーツ・靴の「レッドウィングシューストア」、バッグの「モノリス」、ベビー用品の「ディモワ」など。生活雑貨の「中川政七商店」や植物インテリアの「ラストサカエ」などがライフスタイルの一環で服を扱うが、いわゆるアパレルショップは出店していない。「ブルーボトルコーヒー」、入場料のある本屋「文喫」、レコードの「フェイスレコード」など話題性のあるテナントや、上質で本物志向の日常使いの道具や製品を揃えるテナント、特徴のある食物販・飲食で差別化し、館の魅力を訴える。

建て替えられた新ビルは33階建て、旧ビルの3倍の高さに

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