実業家のローランド氏 アパレルブランドを始動

2020/08/05 10:58 更新


 ホスト出身で実業家のROLAND(ローランド)氏は、タキシードデザイナーの横山宗生氏とメンズアパレルブランド「クリスチャンローランド」を立ち上げた。クリスチャンローランドジャパン(東京)の公式ウェブサイトで7月22日に先行予約を始め、27日(ローランド氏の誕生日)に正式受注を開始した。

 「最小限にして最高級」をコンセプトにした同ブランドは、ミニマリストとしても有名なローランド氏のこだわりが詰まっており、着るだけでローランド氏の生き方が感じられる。衣装提供をきっかけに出会った2人は、タキシードやアパレルに対する考え方が一致。その縁で「いつか一緒に世界に通用するアパレルブランドを立ち上げたい」と語り合ってきた。現在、コロナ渦で先の見えない不安定な社会情勢が続く中だが、「今だからこそ夢のあることがしたい」との思いが募り、このタイミングでの新ブランド発表となった。

 商品はローランド氏が普段から着ているベロアのタキシードジャケット(13万8000円)をはじめ、ロゴ入りTシャツ(1万8000円)やシャツ(2万8000円)、スキニーフィットのデニムパンツ(3万8000円)、レザーのボウタイ(2万8000円)、マスク(4800円)など普段使いできるアイテムも揃えている。

 クリエイティブディレクターのローランド氏は高校卒業後18歳で新宿・歌舞伎町のホストとして働き始める。その後、26歳で独立し、ホストクラブ「THE CLUB」をオープン。現在は美容や飲食業を中心に実業家、投資家として活動する傍ら、慈善活動や多数メディアにも出演している。

 横山宗生氏は創業57年の縫製工場の2代目で、08年からタキシードデザイナーとして活動。09年に芸能人御用達の南青山タキシード専門店「タキシードアトリエ・ロッソネロ」をオープンし、多くの芸能人やセレブの衣装を手がける。

ベロアのタキシードやロゴ入りTシャツなどを揃える「クリスチャンローランド」


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