仏ランジェリー「シャンタル・トーマス」は、22年秋冬物からシャンタル・トーマスがデザイナーとして復帰した。22年秋冬物は、グラフィックメッシュとチュールの透け感を組み合わせたモダンでフェミニンなグループや、チュールリボンとシルクサテンを組み合わせたシックなグループなど、黒のみの3グループを販売する。ロゴも昔のスタイルに戻した。
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日本でシャンタル・トーマスを輸入販売するアイ・ピー・エフの中西宏社長は、「バイヤーやブランドのファンからは高い期待の声があがった。市場から求められていることを実感した」と話す。百貨店や専門店など卸先のほかアイ・ピー・エフの直営店内で販売する。
23年春夏物はシャンタル・トーマスらしいピンク・ベージュやコーヒーブラウンなどの色も加え、90年代の商品の復刻版も登場する。
シャンタル・トーマスは仏シャンテルランジェリーグループの傘下にあったが、仏の実業家のティエリー・ル・ゲニック氏が買収。ゲニック氏が率いるグループは、ランジェリー「メゾン・ルジャビー」、高級ランジェリーチェーン「オルカンタ」、プレタポルテの「ポール・カ」、家具メーカーのアビタなどを保有している。