100色から自分らしい一着をオーダーできます――CFCLは7月31日、100色のニット製スカートを展示し、受注販売するイベント「CFCL×エマニュエル・ムホー」を伊勢丹新宿本店でスタートした。
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売り場には、帝人フロンティアのリサイクルポリエステル「エコペット」糸を使い、無縫製横編み機「ホールガーメント」で編んだ100色のスカートが美しいグラデーションを成している。これらは「100colors」の作品を手掛けるアーティストのムホーさんが選んだカラーバリエーションだ。オーダーできるのは、CFCLのアイコンとなるスカート(税込み5万5000円)とノースリーブトップ(3万6300円)の2アイテム。8月25日までの会期終了後に、都内にあるCFCLニッティングラボで生産して納品する。
持続可能な物作りを目指すCFCLは、立ち上げ時からエコペット糸による商品化に取り組んできた。アパレル業界での活用が進むにつれて色数は増え「今春に322色が揃った。今年2月にラボを設立し、ホールガーメントを導入していたので、1着からの生産が可能になった」と高橋悠介クリエイティブディレクター兼CEO(最高経営責任者)は話す。ムホーさんは「決まった原料で自分のグラデーションを表現できるか懸念したが、色見本を開けた瞬間にいける!と感じた」という。