カルチュア・コンビニエンス・クラブ（ＣＣＣ）は２日、千葉県柏市に「柏の葉Ｔサイト」をオープンする。同店が提案するのは「子どものいる暮らし、子どもとの時間の過ごし方」。蔦屋書店を核に１９のテナントを入れる。２階建てで、売り場面積は５６００平方㍍。
周辺には３０～４０代の子育て世代が多いため、２階のすべてを「子どもＴサイト」と位置付けた。３万冊以上の児童書を揃えるブックストリートを中心にショップが並ぶ。無料ワークショップなどを行う「Ｔキッズシェアスクール」や、フォトスタジオ、子供服「ファミリア」、キッズトイ「ボーネルンド」など。カフェやジューススタンドも設け「ママはコーヒー、子どもはジュースを飲みながら、本を読んだり、学びの体験をしたり。時間を気にせず過ごせる空間にした」（芝元壮志柏の葉Ｔサイトプロジェクトリーダー）。
１階は「毎日の食と暮らし」がテーマで、書籍以外は食物販やキッチン雑貨が中心となる。アパレルは「コエハウス」が出店する。「アップサイクルをテーマにしたワークショップを充実させるため、エコライフを提案するコエハウスで親と子が同じ目線になることを狙った」（芝元氏）という。
ファッション関連書籍の隣には「コエハウス」が入る
