繊研新聞社が主催する18年度百貨店バイヤーズ賞リビングで、各部門のベストセラー賞が決まった。室内用品を扱う全国31店(全店を統括するMD本部の回答も1店とした)のバイヤーが部門別に111ブランド・商品を推薦し、各部門の得票上位10ブランド、特別賞1ブランドが受賞した。受賞ブランドは暮らしの豊かさや快適な機能性が実感できる商品が多く、売り場で継続的に話題を発信する取り組みが目立った。
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リビングルームは住宅の新築やリフォーム需要とも結びつき、機能性とデザイン性を追求したオーダーカーテンが7年連続で選ばれたほか、家具が初めて受賞した。ベッドルームは健康を意識した敷き寝具人気が継続しており、快眠機能マットレスが若い世代にも客層を広げて定着した。キッチン・ダイニングは食を楽しむ高機能調理器具が上位を占めた。バス・トイレタリーは、タオルやパジャマなどで柔らかい肌触りを追求した素材の商品が選ばれた。