「バーバリー」 新コンセプトの旗艦店、ロンドンにオープン

2021/08/02 06:27 更新


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スライドパネルに商品を並べた1階奥のトレンチコーナー © Courtesy of Burberry

 「バーバリー」は、新しいグローバルデザインコンセプトを採用した最初の旗艦店をロンドン・ナイツブリッジにオープンした。ラグジュアリーブランドが軒を連ねるスローンストリートの1番地で、高級百貨店ハロッズとハーベイ・ニコルズに隣接。建築家ヴィンチェンツォ・デ・コチスとの協業によって設計された店は、高級住宅街としても知られるこの地区にすんなり溶け込むモダンかつリラックスした内装で、間を感じさせる明るい空間となっている。地上3階、10室からなり、売り場面積857平方メートル。

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 ハイテクを駆使したデジタルとフィジカルが融合する店作りを推進し、昨年7月に中国の深圳に新しいコンセプトの「ソーシャルリテールストア」もオープンしたバーバリーだが、この新店舗はフィジカルの良さを追求していることが新鮮だ。

 1階はバッグやスカーフなどのアクセサリーを揃える。入り口には旬の商品をクローズアップするコーナーがあり、現在はオリンピアバッグが紹介されている。奥にはトレンチコートのコーナーがあり、ハンガーにかけられたままのコートを1着ずつ引き出せるスライドパネルで展示されている。

 2階はレディス売り場で、バーバリーベージュのカーペットが敷かれ、メタル什器は1階同様にシャンパンゴールド。奥は、アコーディオンパネルを閉めるとパーソナルショッピングの部屋になる。3階はメンズ売り場で、什器はステンレススチールでマスキュリンに統一されている。

 全フロアを通して印象的なのは、階段周りなど随所に施された細かい白黒の市松模様の床や壁で、メタリックで直線的な什器とともに、これまでとは違うシャープな雰囲気を放っている。そこに木や石などオーガニックな要素をアピールするアート作品のような椅子や什器が加わる。どこか控えめでぜいたくな空間だ。

 ホストパンデミックの売り場の一つの方向性を思わせる新デザインコンセプトの旗艦店は、今後1年間に上海、パリ、ロンドン・ボンドストリートにもオープンする。(ロンドン=若月美奈通信員)

地下鉄ナイツブリッジ駅真上のスローンストリート1番地 © Courtesy of Burberry

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