ブルガリは、新型コロナウイルスのさらなる蔓延を防ぐために、ハンドクレンジングジェルを生産し、イタリアの関係機関に寄付した。
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75ミリリットルのリサイクル可能な容器入りのハンドジェルで、今後2カ月間で数十万本を生産する予定だ。長期にわたりパートナーシップを結んでいるICR社とともに生産し、同社の消毒剤を用いている。イタリア市民保護局を通じて全ての医療施設に支給する。
ブルガリ・グループのジャンクリストフ・ババンCEO(最高経営責任者)は、「フレグランスの専門知識のおかげで、ICRとともに消毒剤付きのハンドクレンジングジェルを生産することができた。直面する困難な状況に、私たちのノウハウと生産設備で貢献することが私たちの義務であると考えている」とコメントした。
同社は新型コロナウイルスの撲滅を目指し、科学界と医学界を支援し続けている。感染拡大し始めた当初は伊スパランツァーニ病院に最先端の3D顕微鏡を納品した。