商業施設コンサルのブレーンアンドパートナー 台湾人スタッフと日本の店舗の仲介、ファッション企業を中心に広がる

2023/09/26 18:00 更新有料会員限定


8月からアガットの都内店舗で働く留学生のナコさん

 商業施設コンサルティング事業のブレーンアンドパートナー(東京、和田剛社長)は、訪日台湾人留学生やワーキングホリデーで来日する台湾人を働くスタッフとして日本の店舗や商業施設などに紹介する事業「台湾人と日本企業をツナグ」をファッション企業を中心に順調に広げている。7月に事業を開始、9月中旬時点でサザビーリーグなど4社と契約し、計7人のスタッフが働いている。ユナイテッドアローズ(UA)も「10月スタートに向けて準備中」(高岡晃子ブレーンアンドパートナー取締役)だ。インバウンド(訪日外国人)需要の拡大で、外国人材を求める日本企業のニーズに対応するとともに、「日本と台湾の架け橋」を目指す。当面は20社との取引を目標にする。

(有井学)

【関連記事】商業施設コンサルティングのブレーンアンドパートナー 台湾人留学生などと日本企業マッチング

 同事業は台湾法人、ブレーンアンドパートナー台湾(台北市、代表=高岡ブレーンアンドパートナー取締役)を通じて開始した。台湾でSNSや、現地の大学や日本語学校などとのネットワークを通じて日本で働きたい人材を募り、仕事内容の希望などを登録した後、台湾人材を求める企業とマッチングさせる。7月3日に厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を得た。

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