商業施設コンサルティングのブレーンアンドパートナー 台湾人留学生などと日本企業マッチング

2023/07/07 12:00 更新会員限定


台北の説明会では参加者同士のグループディスカッションも実施

 商業施設コンサルティング事業のブレーンアンドパートナー(B&P、東京、和田剛社長)は台湾法人、ブレーンアンドパートナー台湾(台北市、代表=高岡晃子B&P取締役)を通じ、台湾人留学生やワーキングホリデーで来日する台湾人を働くスタッフとして日本の店舗や商業施設に紹介する事業「台湾人と日本企業をツナグ」を開始する。7月3日にB&Pとして、厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を得た。インバウンド(訪日外国人)需要が大幅に回復し、今後も拡大が予想されるなか、「日本で働きたい台湾人とインバウンド対応の人材を求める企業のニーズに応え、日本と台湾の架け橋になりたい」(高岡取締役)という。

(有井学)

 B&P台湾がSNSや現地でのネットワークを通じて日本で働きたい人材を募り、仕事内容の希望などを登録した後、希望者と面談した上で、台湾人材を求める日本企業とマッチングさせる。事前の研修も「必要な場合」は行う。研修は「紹介する人たちの訪日前の不安を解消するため、なるべく台湾で実施し、訪日後もしっかりサポートする」。人材は日本語会話能力があることなどが条件だ。 

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