ブラック・バイ・マウジー、久々の出店

2015/09/03 06:54 更新


 バロックジャパンリミテッドは8月下旬に、レディスブランド「ブラック・バイ・マウジー」の直営店を4店出店した。同ブランドはリブランディングのために14年春夏でいったん実店舗を全店閉めており、出店はそれ以来となる。

 4店のうち、最も広い店舗はルミネ新宿1の4階で、総面積約82平方㍍。入り口やショップ奥の壁が黒板になっており、看板商品のデニムアイテムを飾っている。その下に置いた棚は、学校のロッカーを思わせる懐かしいデザイン。他にも、ウッドの什器や茶色いレザーソファ、観葉植物を配し、柔らかい印象に仕上げた。「リブランディング前はキャリア、スーツといったイメージが強かったので、刷新したことが伝わる内装を目指した」と担当者。

 新宿店は28日にオープンし、初の週末は好調な滑り出しだったという。特に、「コナ」というモデルのワンウォッシュボーイズデニムパンツ(1万3000円)が好評で、オープン後は「1日に10本以上売れている」。インスタグラムなどのオープン告知を見て、同モデルを目がけて来店する客もいたという。

 購入客は狙い通り30代が中心だ。デニム以外では、ボーダー柄のニットトップ(1万2000円)や半袖のスエットプルオーバーなどが売れている。

 新宿店のほかは、高島屋玉川店3階(店舗総面積約46平方㍍)、ジェイアール名古屋高島屋5階(同約46平方㍍)、阪急うめだ本店4階(同18平方㍍)にオープンした。

コーヒーショップのように、黒板に文字を書いてデニムを紹介している
コーヒーショップのように、黒板に文字を書いてデニムを紹介している


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