通販のベルーナ、実店舗広げ

2015/06/05 07:07 更新


 通販のベルーナは16年3月期、店舗販売事業でアパレルのショップ「ベルーナ」の出店を強化する。全国に実店舗を広げ、カタログ通販事業・ネット販売との相乗効果創出を狙う。今期は30店以上出し、19年3月期末には160店以上に増やす計画だ。

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 アパレル店は前期に16店増えて前期末に33店となった。全店売り上げは20億円と前期比64.3%増、営業損益は3億7000万円の赤字だった。

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 事業全体としては赤字だが、店舗の7割は1店当たりの年間平均売り上げが1億円、営業利益率も平均7.2%と収益化のめどが立ってきた。カタログの知名度による集客に加え、店舗限定商品などで原価率を抑制しているのが好調な理由とする。

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 今期の出店はSC中心で大型店も出店していく考え。店舗面積は231~660平方㍍。販売商品はカタログ掲載品に加え店舗限定商品も増やしていく。

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 主力の通販事業が伸び悩む中で全国に店舗網が広がれば、カタログの配布や顧客リスト収集がしやすくなる。さらに「カタログと全国店舗網が確立すればテレビCMも可能になる」(安野清社長)とする。

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