金沢市のレディスセレクトショップ、ベリンダ（運営はファヴォリ）は、女性のための新しい事業を構想している。3月に移転したのを機に、店舗2階にネイルサロンとともにネイルスクールを開設した。コロナ禍で就労が困難になった女性をネイル技術者として育成し、自立を支援する狙いだ。スクール卒業生はこのネイルサロンで働くこともできる。将来的には、「ネイリストとして活躍できる場を広く提供したい」（ファヴォリの中村裕一郎社長）という。
（神原勉）
ファヴォリは金沢市で、ベリンダとアミュレットの2店のセレクトショップを経営。ベリンダには売り場の一角にネイルサロンも設けている。アミュレットがミセス主体なのに対し、ベリンダは20～30代の女性が対象。コロナ禍で特に影響を被った世代だ。働きたくても働く場がないという声を若い女性から聞いていた。
