名古屋・栄ラシックのビームス名古屋とビームスジャパン新宿で8月1日から開いているビームスの「大名古屋展2024」。今年で5回目だが、昨年と同じ8企業・団体が参画し、盛り上がりを見せている。ビームスクリエイティブの川上奈津絵プロデューサーに反応を聞いた。
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――開幕後の反応は。
8月1日からなので、夏休みでの帰省者も多く、「何かやっているな」という感じで来場してくれている人も多いという印象です。ラシックでの売り場面積は昨年比で約4倍と広くなっています。コムテック、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、日本ガイシが初出展しています。
大名古屋展のコンセプトは名古屋・愛知の知られざる魅力を発信することです。これは19年のスタート以来一貫しています。私たちから声をかけて出展してもらう以外にも、先方からの申し出も歓迎しています。
――商品企画にも全面的に関わる。
「こういうことを一緒にやっていきましょう」と声をかけ、一緒に考えて新しい価値をつくっていくことを大切にしています。そのため、東京から出張で愛知に来て、対面での企画打ち合わせも積極的に行っています。先方の入社3年目の若手社員と一緒にワークショップのように企画について議論することもあります。
私は兵庫生まれの神奈川育ちですが、しばらく名古屋・栄の矢場町に住んだこともあります。当時は見つけられなかった魅力を、社会人になって出張で愛知、名古屋に来るようになって気付きました。これまで5回のうち4回、大名古屋展に携わってきました。今後も愛知や名古屋の魅力を発信していければと思います。