成長加速する小売り支援のウェブサービス企業 利用者、流通総額伸ばす

2021/07/28 06:29 更新有料会員限定


 ウェブサービスを通じて小売業を支援する2社の成長が加速している。初心者でも簡単にECが開設できるサービスを主力とするベイスとヘイは、コロナ下のECシフトの影響を受けて、利用者や流通総額が伸びた。両社ともにEC開設以外の支援も充実しており、今後も一層強化する計画だ。

(友森克樹)

ベイス オン・オフで加盟店支援

利便性の向上実る

 ネットショップ作成サービス「ベイス」を提供するベイス(東京、鶴岡裕太代表取締役CEO=最高経営責任者)は、コロナ下で一層業績を伸ばしている。直近に開示した21年1~3月の連結業績は、売上高22億3700万円(前年同期比99%増)、営業損益は1300万円の黒字(前年同期は2800万円の赤字)だった。コロナ下でネットショップ開設の需要が高まったことに加え、新機能の導入などの利便性向上に努めたことも実り、5月末には累計ショップ開設数が150万を突破した。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ランキング形式のデータブック
プレゼントキャンペーン実施中!

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事