ウェブサービスを通じて小売業を支援する2社の成長が加速している。初心者でも簡単にECが開設できるサービスを主力とするベイスとヘイは、コロナ下のECシフトの影響を受けて、利用者や流通総額が伸びた。両社ともにEC開設以外の支援も充実しており、今後も一層強化する計画だ。
(友森克樹)
ベイス オン・オフで加盟店支援
利便性の向上実る
ネットショップ作成サービス「ベイス」を提供するベイス(東京、鶴岡裕太代表取締役CEO=最高経営責任者)は、コロナ下で一層業績を伸ばしている。直近に開示した21年1~3月の連結業績は、売上高22億3700万円(前年同期比99%増)、営業損益は1300万円の黒字(前年同期は2800万円の赤字)だった。コロナ下でネットショップ開設の需要が高まったことに加え、新機能の導入などの利便性向上に努めたことも実り、5月末には累計ショップ開設数が150万を突破した。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!