バロックジャパンがセレクトで新業態 「トウキョウ・ウィークリー・ジャーナル」をスタート

2025/05/30 07:58 更新


「トウキョウ・ウィークリー・ジャーナル」のオリジナルウェアで構成したスタイリング

 バロックジャパンリミテッドは新たなセレクト業態「トウキョウ・ウィークリー・ジャーナル」をスタートする。スタイリストの亘つぐみ氏がディレクションを務める。オリジナルのウェアや仕入れの雑貨、コスメ、フレグランスなどを提案。高感度な大人客を狙い、6月3日から自社ECで販売する。

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 同社は26年2月期を最終年度とする中期経営計画で「ファッション感度の高い40代前後の大人客獲得に向けた新業態開発」を掲げている。今回はその取り組みの一環だ。

 ファーストシーズンにオリジナルで企画したウェアは、80年代のトラッド要素を取り入れた上質でベーシックなラインナップ。メンズライクな紺ブレ(税込み5万3900円)やチノパン(3万800円)、ボタンダウンシャツ(2万6400円)、プリントTシャツ、マルチボーダーのポロシャツなど。デザイナーブランドの「タンタン」、俳優のYOUさんと協業したTシャツも販売する。

服飾雑貨やコスメなども提案する
5月に東京・代官山で関係者向けに開催した期間限定店

 仕入れは若年層にも支持される韓国ブランドのコスメやフレグランス、雑貨などを揃える。「旬のアイテムをセレクトし、ライフスタイル提案に力を入れる」と亘氏。

ディレクターを務めるスタイリストの亘つぐみさん

 25~26年秋冬からフルラインで販売。中長期で売上高30億円を目指す。百貨店やファッションビル、単独店の出店も視野に入れる。

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