オーロラと川辺、サンエースは米ケイト・スペードとライセンス契約を結び、19~20年秋冬から「ケイト・スペードニューヨーク」の洋品小物の販売を始める。販路は全国の百貨店69店の婦人服飾雑貨売り場で、今後は販路を広げることも視野に入れる。商品はオーロラがマフラーやストールと来春夏から傘、川辺はハンカチとハンカチタオル、サンエースは手袋を出す。
今春夏コレクションから就任した新クリエイティブディレクターのニコラ・グラスがこだわる、ピンクをキーカラーにした鮮やかな品揃え。アイコニックなスペードマークを四つ組み合わせた「スペードフラワー」をプリントやジャカードで表現している。
価格はシルクジャカードのストール8000円、ハンカチが1000円と1800円、手袋が4素材でレザー1万2000円、ジャージー4000円、ニット5000円、ナイロン6000円など。
売り場は専用のアクリル什器を使って、ピンクを基調にしたフェミニンな空間にする。川辺は以前からフレグランスの日本総代理店で、今回の販売では、3000円以上を買い上げた客を対象に小さいボトルのフレグランスをプレゼントし、売り場の活性化を狙う。
「女性が輝くためのピースでありたいというグラス本人のブランドへの思いを、商品を通じて働くママやキャリア女性など多くのお客に届けていきたい」(川辺)としている。
