アトレはJR亀戸駅ビル、アトレ亀戸(東京都江東区)を増床・改装し、9月中旬にオープンする。既存棟も含め、44店を刷新、店舗数を現在の81店から122店に増やし、地域住民や駅利用者の日常使いへの対応を強める。既存棟(地下1階~地上7階・屋上)の隣接地に地上1~8階のビルを増築し、延べ床面積を現在の約3万3100平方メートルから約3万6000平方メートルに拡大する。同社として初めて、増築棟と既存棟の各階の床をフラットにつなげる工事を実施、地上1~6階を接続させる。「ひとつなぎにすることで、より買い物をしやすい環境を実現」する。
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新店は19店で、既存25店を改装する。既存棟の1階を全面改装し、増築棟と一体化した軽飲食、スイーツ、ベーカリー、グロサリー主体の食のフロアとする。2~4階を衣料品・雑貨などのフロアとし、2階にレディスセレクトショップ「グレディブリリアン」、4階にアトレ初出店となる「コカ」を入れる。2階にはアトレ初出店となる食物販・生活雑貨「アコメヤトウキョウ」も入る。5階は銀行、郵便局、サービスなど、6階は飲食、サービス、7~8階はクリニックとし、生活利便性を高める。