アシックスは昨年11月に開催したバーチャル駅伝マラソン「アシックスワールドエキデン2022」で、グーグルと共に、視覚障害のあるランナーを支援した。
視覚障害ランナー6人はグーグルの研究開発プロジェクト「プロジェクトガイドライン」を活用してタスキをつなぎ、伴走者なしで計42.195キロを完走した。
プロジェクトガイドラインはスマートフォン上で動作する機械学習技術を駆使した画像認識モデルを使用し、地面に引かれた色のついた線を見分け、その線がランナーよりも左か、右か、中央なのかを瞬時に判断し、ヘッドホンを通じて音声シグナルを送る。ランナーは、その音を頼りに線からそれることなくランニングを楽しめる。