英アロマセラピーC×コスメキッチン

2016/06/22 07:06 更新


 英国のアロマセラピーカンパニーは、オーガニックのアロマセラピーを普及させるため、10年にルイーズ・カーターさんが立ち上げた。原料にこだわったオリジナル製品は、スパなどのプロの現場で採用されているほか、日本ではマッシュビューティーラボの「コスメキッチン」と協業し、一般消費者向けにスキンケアラインなどを販売している。

 コスメキッチンとの協業では、フランキンセンスという精油(エッセンシャルオイル)を使った化粧水や保湿クリームなどを作った。木の樹脂から取れるもので、心が落ち着くような優しい香りが特徴だ。

  「ストレスを感じたときにリラックスさせてくれる精油。スキンケア製品であれば、忙しい女性も日々の生活に精油を取り入れやすい」とルイーズさん。原料の産地などを厳選し、日本人の好みや日本の気候に合わせて成分を調整してある。スキンケアラインのほか、東京・新宿のニュウマンに今春オープンしたコスメキッチンの新業態「コスメキッチン&ナチュロパシー」では、フランキンセンスやラベンダーの精油も販売している。

 アロマセラピーカンパニーにはスポーツケア、赤ちゃん用など200以上の製品がある。スパ、サロン、クリニックなどプロ向けが中心で、欧州やアジアにも流通している。一般消費者はECサイトでの購入が多い。

 アロマセラピーに関する正しい知識を広げるため、ルイーズさんはプロ向けの講習も精力的に開いている。6月に来日した際は、コスメキッチンのスタッフを対象に講習を行った。

日本向け商品に使ったフランキンセンスは、「一番好きな精油」とルイーズさん


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