婦人服メーカーのアリエス(大阪府吹田市)が、産学連携を通じて有望な新卒人材を発掘するなど、成長戦略を進めている。23年5月にレディス「アンナニコラ」で、大阪文化服装学院と共同企画に着手し、9月展で商品化。この取り組みをきっかけに24年春卒業予定の学生2人に内定を出した。これまでは中途採用が多かったが、将来を視野に入れ、意欲的にチャレンジを続ける。
(小畔能貴)
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当社は91年創業の婦人服メーカーで、専門店などへの卸を主力にしています。ニットからスタートしましたが、現在はトータルアイテムを展開。22~23年秋冬からは「ディアルマ」でニットスニーカーの販売も開始しました。
前期(23年7月期)の売上高は18億3000万円で、コロナ禍前に近い水準まで回復が進み、営業利益はコロナ前を上回りました。ノンエイジ感覚のレディスに手応えがありましたし、ニットスニーカーも予算を上回る勢いで売れました。
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