《トップに聞く》アリエス社長 山田康幸氏 専門学校と共同企画に挑む

2023/12/25 12:00 更新有料会員限定


山田康幸氏

 婦人服メーカーのアリエス(大阪府吹田市)が、産学連携を通じて有望な新卒人材を発掘するなど、成長戦略を進めている。23年5月にレディス「アンナニコラ」で、大阪文化服装学院と共同企画に着手し、9月展で商品化。この取り組みをきっかけに24年春卒業予定の学生2人に内定を出した。これまでは中途採用が多かったが、将来を視野に入れ、意欲的にチャレンジを続ける。

(小畔能貴)

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 当社は91年創業の婦人服メーカーで、専門店などへの卸を主力にしています。ニットからスタートしましたが、現在はトータルアイテムを展開。22~23年秋冬からは「ディアルマ」でニットスニーカーの販売も開始しました。

 前期(23年7月期)の売上高は18億3000万円で、コロナ禍前に近い水準まで回復が進み、営業利益はコロナ前を上回りました。ノンエイジ感覚のレディスに手応えがありましたし、ニットスニーカーも予算を上回る勢いで売れました。

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