隈研吾+サカナクション山口+アンリアレイジ森永で展覧会

2019/07/23 06:30 更新


 東京・京橋のリクシルギャラリーは、建築家の隈研吾氏とサカナクションの山口一郎氏、「アンリアレイジ」の森永邦彦氏の三者による展覧会「モアザンリーズン」を開催している。リクシルギャラリーが3カ月ごとの会期で開催している「クリエイションの未来展」の19回目の企画で、建築とファッションと音楽を融合させた。9月24日まで。

 隈氏と山口氏がラジオで対談したのをきっかけに、企画が進んだ。「一つの空間を作れたら」という話から、山口氏とパリ・コレクションでタッグを組む森永氏も交えて展覧会を行うことが決まった。

 展覧会場のスポットライトに照らされているのは、紙のプリーツドレスのマネキン。そのプリーツが身頃を超えて頭の上に広がり、天井や壁を覆っていく。プリーツが衣服から建築に姿を変える様子が面白い。俳句をキーワードにイメージを膨らませており、和のムードが漂っている。空間には山口氏が同展のために作った音も流れている。

左から隈、森永、山口の各氏


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