アパレルチームが託児所付き工房を

2016/06/30 06:10 更新


 在庫の服をアップサイクルしたい、子供のいる主婦やインターンとしての服飾専門学校生が働ける場を――複数のアパレルメーカーによる「チーム夢」(幹事は婦人服メーカー、ディープサンクスの重延賢治社長)は、行政や市民団体と連携し、その実現に向けてプロジェクトを始めた。

 活動の主な計画は、学校や幼稚園などの跡地に託児所付きのアトリエを開き、主婦やインターンである専門学校生がアパレルメーカーのB品と在庫を安く仕入れ、補修やリメイクのためのデザイン、パターン製作、縫製をして催事などで販売する。

 「今は在庫の処分を専門業者に委託しているが、最終的にどう売られているかわからない。ルートが明確で、社会の役に立つやり方を」(重延社長)という思いからチームを発足した。

 チームの主要メンバーは婦人服、子供服、婦人ジーンズカジュアル、有機栽培綿を使った雑貨メーカーの6人。材料の供給を他のアパレルメーカー2社、インターンで専門学校、行政、市民団体の協力も得る。

 

チーム夢
在庫を活用したペットボトルカバー

 

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