■カール・ラガーフェルド
ドイツ出身のファッションデザイナー。54年に応募した国際ウール事務局(現ザ・ウールマーク・カンパニー)のコンテストのコート部門で1等を受賞し、これを機に「ピエール・バルマン」「パトゥー」「クロエ」でキャリアを積み、65年「フェンディ」入社。
83年にシャネルのクリエイティブディレクターに就任、84年には自身の名のブランドを創設し、91年クロエに再任。デザイナーの交代が常のファッション界で、シャネルとフェンディでの在任年数は異例。
17年のイベントでは、「呼吸するようにシャネルとフェンディのコレクションを描いている。私の信念は『ノーセカンドオプション』。デザイナーにためらいは禁物だ」と仕事の流儀を語った。
【関連記事】