エチオピアのシープスキンでエシカル(倫理的)な革製品を作るアンドゥアメット(東京、鮫島弘子社長兼デザイナー)は、新紙幣発行を記念し、財布の新色の販売を始めた。新色は青系の「ナギ」と淡いピンクの「サハラピンク」。
新1万円札の顔となった渋沢栄一は鮫島社長の高祖父にあたり、社会貢献と利益を両立させるべきという「論語と算盤」などの考え方は、アンドゥアメットの事業にも大きな影響を与えているという。
500を超える会社を設立するかたわら孤児院や慈善病院を作った渋沢のフィロソフィーを継ぎ、新色財布の売り上げの一部はエチオピアの孤児院に寄付する。