ANAP フィリピンに出店、EC販売を開始

2023/12/19 06:25 更新


フィリピン国内でエステサロンを運営するABHDと協力する(イメージ)

 ANAPは12月22日に、フィリピンでフランチャイズ第1号店を開き、EC販売を開始する。資本業務提携を結ぶアセアンビューティーホールディングス(ABHD、東京)が主導する。ASEAN(東南アジア諸国連合)の中でも経済成長が著しい点などに注目した。

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 ABHDはフィリピンでエステサロン15店を運営する。ABHDと現地法人のアセアンビューティーフランチャイザーが協業し、フィリピンでの新店開発やEC販売を検討していた。ANAPはフランチャイザーとして、商品やVMDを提供。今後はフィリピンでのブランディング構築に向け、ABHDのプロモーション活動に協力する。

 フィリピンは高い人口増加率を背景に、「平均年齢は24.1歳と非常に若い」。ANAPの基幹ブランドが若年層を主対象にするため、親和性があると見る。また、春夏に強い傾向があり、年間を通じて高温多湿な気候のフィリピンで「十分な商機を得られる」と期待する。



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