西垣靴下×近畿大学 「走る靴下」協同で開発

2021/01/20 06:30 更新


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 西垣靴下(奈良県大和高田市、西垣和俊社長)は、高機能靴下「エコノレッグ」で、近畿大学文芸学部と取り組み、新特許技術を組み込んだランニング向け靴下「走る靴下AMENOKAK(アメノカク)」を開発した。2月5日からエコノレッグ直営店およびウェブサイト、2月17日からあべのハルカス近鉄本店で販売する。

(山田太志)

 ブランドのネーミング、ロゴ、ポスター、動画の作成、靴下のデザインやパッケージデザインで、文化デザイン学科の後藤哲也准教授以下約10人の学生が協力、2年越しで具体化した。アメノカクは古事記に登場する鹿の神様で、険しいところも駆け上がる健脚を持つことから、奈良産の高機能靴下をイメージするモチーフとして取り上げた。

 商品機能は、西垣靴下が培ってきた編み込みの滑り止め技術やテーピングの技術に加え、特に今回は縦アーチのテーピングを施すことで、つま先を適度に引っ張るように工夫したのがポイント。接地面積が12.5%減少(日常動作で着用して6時間後)、土踏まずが地面に着きにくいため、マラソンで疲労が蓄積した時の効果が高いという。トレーナーなどの声をもとに開発した。

 デザインは鹿の角を抽象化した線を配置したカラフルな足袋型、奈良の山々をイメージしたデザインとグラデーションカラーの先丸型を揃える。価格は2200円で当面の販売目標は2000~3000足。

健脚の鹿の神様をイメージ

 西垣靴下および販社のエコノレッグは、多彩な機能性靴下を既に展開しているが、「2000円を超える商品が売れない」のが課題。若い感性を加えたデザインやブランドの打ち出しで新価格帯での販売に期待する。近大はオンライン授業の増加など、難しい時期の中で全員がブランド開発に取り組み、最終的にロゴデザインで木村優花さん、靴下デザインで木村さんと本吉束早さん、パッケージデザインで永井健さん(いずれも3年)の作品を採用した。今後はSNSでの発信なども検討する。奈良に縁の深い近鉄百貨店は2月17~23日に特設会場(ウイング館2階)で期間限定販売ショップを設け、24日から身の回り品売り場(同)で販売を続ける予定。西垣靴下は2月3~5日の東京インターナショナル・ギフトショーでも、新ブランドを中心に出展する予定だ。

文化デザイン学科の後藤哲也准教授以下、約10人の学生が協同

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