イオンモールは12月15日、横浜駅西口エリアで「スィーユーヨコハマ」を全館オープンした。都心の多層型に挑むとともに、中心市街地の再開発に事業領域を拡大していることを示した。商店街と横浜ビブレに面し「ラ・ポーズ広場」と名付けられた公開空地を設けるなど地域連携を打ち出し、年間280万人の来館を見込んでいる。
(田村光龍)
25年春に完成予定の都市再生機構が開発する252戸の賃貸住宅と合わせて「横浜ヴェール」と名付けた街区の商業施設として開発された。地下1階~地上10階の建物のうち地上1~9階を売り場として総賃貸面積は2万平方メートル。1階にダイエーの「イオンフードスタイル」を据え、24店のテナントを揃える。