イオンモール「ジアウトレット湘南平塚」が開業 “公園のように”に手応え

2023/05/01 06:28 更新


身近なアウトレットとしてにぎわう

 イオンモールのジアウトレット湘南平塚が4月28日、開業した。25~27日のソフトオープン期間に予想以上の9万5000人が集まり、身近なアウトレットとして「普段から公園のように使ってもらう」(岩村康次社長)施設として定着を目指す。

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 同施設は神奈川県平塚市北部の開発エリア、ツインシティ大神地区にある。高速道路など自動車でのアクセスに恵まれる。2層のオープンエア形式で総賃貸面積3万3000平方メートルに150店が揃う。店揃えはスポーツ、アウトドア、国内ブランドを中心に、アウトレットでは珍しい生鮮3品や100円均一の店を導入、クリニックモールも今後開業するなど日常使いも志向する。一方で、アウトドアやスポーツなどの体験機能を充実、「大神ビレッジ」と呼ぶ中庭のほか、広島、北九州の他のジアウトレット以上に植栽を充実しており、「ピクニック気分でくつろぐ」環境を整えた。平塚市や湘南ベルマーレ、近隣学校などと連携、業態のコンセプトの一つ〝地域創生〟を具体化する。

 ソフトオープン期間は、近隣からの客が多かったことから、飲食、生鮮含めた食物販など食関連が先行、ファッションではカジュアルが動くといった動向で、女性や子供連れを引き付けており、年間600万人の集客に向けて手応えを得ている。



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