イオンモールは23~25年度の中期3カ年計画をスタートした。国内事業がコスト高に見舞われることから従来目標を下方修正したが、その国内で開発の多様化、新事業立ち上げ、赤字施設閉鎖などの改革を進め、ベトナムなどでの積極拡大と併せ、ウィズコロナ、アフターコロナの中での着実な成長を目指す。
(田村光龍)
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今中期計画最終の25年度の営業利益目標は850億円(22年度比93.3%増)とした。これまで〝あるべき姿〟として掲げてきた900億円から引き下げた。国内で電力高騰、人件費増などの影響が続くとみたもので、中国、ベトナムをはじめとした東南アジアの海外事業は35施設を50施設余りに拡大、営業利益270億円(174.4%増)とする計画は変わらない。
都市部の再開発も
国内事業が課題となるが、「急激な事業環境の変化を機会として既存のビジネスモデルの改革を進める」(岩村康次社長)考えで、開発の多様化や新規事業の立ち上げを進める。
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