イオンモールは海外テナントの日本への誘致を強めている。17年4月にフランス発ベビー・キッズの「オカイディ」を導入したのに続き、この春夏にも4店を導入する。中国、東南アジアでの事業展開で培ったネットワークを生かしてSCに新たな魅力を付加するとともに海外企業の日本戦略の機会にもなっている。
このうちの一つは、上海発のファストファッション「MJスタイル」。夏に730平方メートルの大型店をイオンモール幕張新都心に出店する。レディス、メンズ、キッズからインテリア雑貨まで揃え、ターゲットも幅広いショップで、中国で300店を構える。中国のイオンモール7施設に入っており、初の海外店の場を提供することになった。
このほか、中国のビーフン店「阿香米線」、台湾のタピオカ店「コイティー」、中国の「海底撈火鍋」の導入が決まっている。
17年4月にイオンモール幕張新都心に1号店を設けたオカイディは、イオンモール以外の1店を含めて4店に広がっている。イオンモールでは、今後も同様の誘致を進めることにしている。