急速に成長する中間層を抱えるベトナムで、イオングループが現状の3倍という事業規模拡大を狙う。ベトナムは過去10年間で年平均6%前後の実質GDP(国内総生産)成長を維持し、23年には人口1億人を超え、東南アジアでインドネシア、フィリピンに次ぐ。小売り市場は24年で約37兆円(ベトナム統計総局)規模であり、30年までに倍増が見込まれる。中間層の拡大は国内消費の構造を大きく変えており、イオングループは海外事業で最重点市場と位置付ける。
(北川民夫)
事業規模3倍に
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!