アダストリア 子供服シェアで新プラットフォーム

2018/09/05 15:06 更新


 アダストリアは、子供向けファッションアイテムを軸にしたシェアリングプラットフォーム「キッズローブ」のベータ版サービスを18日にスタートする。子供服のシェアリングサービスを行うキャリーオン(東京)からユーズド品の商品供給を受け、サステイナブル(持続可能)なレンタル事業モデルを作る。

 キッズローブは、サイズが変わって着られなくなった服などをクローゼットに眠らせるのではなくユーザー同士でシェアすることで、皆で一つのクローゼットを作り上げる。メッセージやコメント機能で服の思い出もシェアする。

 申し込み後、すぐに8点借りることができる。さらに自宅の服をシェアする際、8点以上送ると次回その分多い点数を借りられる。汚れたり破れた服は返却不要で、まだ使える服のみを返却する。利用料は月額税込み980円で、別途配送料金400円がかかる。子供服の対象年齢は3~5歳。ベータ版は定員制。

 サービス・クリエイティブ開発ではamidus(東京)と協業し、商品供給ではキャリーオンとパートナーシップを結んだ。今後さらに、キッズローブを通じた新たな社会的価値創出に向け、子供用商品やコンテンツなどを持つ企業やクリエイターのパートナーも募集する。

18日からベータ版をスタートする「キッズローブ」


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