アダストリアとイトーヨーカ堂が協業で運営する「ファウンドグッド」が4月10日、ゾゾタウンに出店する。イトーヨーカ堂の店舗でアダストリアがプロデュースした衣料品や雑貨を販売する取り組みだが、ゾゾタウンへの出店によってブランド認知度向上と近隣に店舗のない地域の客との接点作りを狙う。
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ファウンドグッドは2月にスタートした。25年までに実用衣料を除く自主開発の衣料品からの撤退を決めたイトーヨーカ堂に対して、アダストリアがブランドの開発、店舗プロデュース、商品の卸売り、マーケティング、人材育成を一貫で行うもの。
6月までにイトーヨーカ堂64店に導入する計画だ。ゾゾタウンに出店することで、ファウンドグッドを知らない層にリーチできるだけでなく、実店舗をすでに利用した客にもネットで買う選択肢が広がると考えた。
ゾゾタウンでもメンズ、ウィメンズ、キッズの衣料品と雑貨を販売する。イトーヨーカ堂が自主衣料売場の商品をゾゾタウンに出店するのは初の試みだ。