繊研新聞社が全国の服飾専門学校の来春卒業予定者に行った「就職意識調査」で、前年の7位から躍進して「就職したい企業」で1位、「注目している企業」でも2位から浮上して両部門で1位となったアダストリア。一人ひとりの社員の個性や思い、働き方を大切にする企業姿勢が人気の理由のようだ。
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――学生から人気です。最近の採用や応募の状況は。
平嶋 コロナ下では採用を100人に抑えていましたが、コロナ前は300人採っていた時もあり、今春は150人、24年春は200人と、業績が好調なため今後も採用を増やしていく予定です。卒業年次前の人向けのインターンシップも、中止した企業が多いコロナ下もオンラインに変更して実施していたため、応募者が増えて参加者を絞る状況でした。24年春は業界各社が積極採用を再開し、学生も分散化しているものの、説明会などのエントリー数はコロナ前と比べ増加傾向が続いています。ただし分散化で、内定を出しても保留する学生も増えています。
――人気の要因は。
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