100万以上購入客が100人に 金沢の専門店「アクロマティズム」 服を通じて「明日」を売る

2024/03/08 12:30 更新有料会員限定


「壊しているのか直しているのか分からないような空間」を表現した内装が緊張感を誘う

 金沢市で17年に、わずか約25平方メートルでスタートした専門店ACRMTSM(アクロマティズム)は約7年で急拡大し、現在金沢に290平方メートル、富山に約1300平方メートルと広い売り場を構える。同店のコンセプトは、服ではなく「明日を売る」こと。思いを込めた店作り、接客、服のセレクトに共感が集まり、現在では1シーズンに100万円以上買う顧客が100人に上る。

(森田桃子)

ブランドとのつながり

 金沢店は、ショーウィンドーのない白い壁に三つのドアが並ぶ。小さく店名が書かれた扉を開けると、壁の骨組みに使われる鉄骨をむき出しにした緊張感漂う空間が広がっている。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ログイン契約して読む

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事