21~22年秋冬ミラノウニカ ロックダウン後、伊で初の見本市

2020/09/10 06:26 更新有料会員限定


 【ミラノ=高橋恵通信員】ミラノ・ロー・フィエラ国際見本市会場で9月8日、21~22年秋冬に向けた欧州素材見本市、第31回ミラノウニカ(MU)が開幕した。ロックダウン(都市封鎖)解除後、イタリア初の見本市開催となる。コロナ禍で、7月の予定を延期、会期は従来よりも1日短縮して2日間とし、密を避けるため開場時間を午後8時まで延長した。展示面積は半減したが、出展社数は207社。171社がイタリアから、36社がフランス、ポルトガル、英国から出展した。

【関連記事】9月の国際素材見本市 会期を短縮して開催

 6月に就任したアレッサンドロ・バルベリス・カノニコ新会長は、開会式典で、「今、『再出発』という強いメッセージを打ち出すことが重要だ。11万8000人の就業者を抱え、年間80億 ユーロ を売り上げる伊のテキスタイル産業は、その卓越した製品とサービスで全世界に認められている。その粋を集めたMUが、伊ファッション産業が世界への扉を新たに開ける役割を担ったことを誇りに思う」と語った。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード新型コロナウイルス情報電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事